2021年7月29日
設計:菅家太建築設計事務所(菅家太)
施工:木村建設(大工/木村祥悟)
製材:木下林業(木下真利)
構造・規模:木造平屋/延床面積:80㎡/用途:事務所/竣工予定:令和3年11月
地鎮祭が執り行われました。まずは基礎をつくるところから。
作業場には製材を終えたカラマツの柱や梁が並んでいました。尺梁と六寸角の柱が芯持ち材、それ以外は芯去り材。色味、艶、触れた感じ、乾燥の具合。じっと見てると、「あの山からここまできたのか~」と、しばし感慨。
柱の木口には、プレーナー掛け(修正挽き)する前に大工が読みとった木の癖が記録されています。プレーナー掛けをして癖をとったあとも同じように動くので、この情報を頭に入れながら、一本一本、どこにどれを使うか考え、番付を振っていくそうです。
(菅家)
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